奥富士ロングライド
開催意義
世界中で日本を代表してくれる富士山は近年、オーバーツーリズムの課題が深刻化している。
一方で、この富士山にはまだ眠っている「財宝」がある。それが「林道」。
アクセスが悪く、幅員も狭いことから、地元では観光資源として認識されておらず、観光地化からは守られている。しかし、自転車であれば、環境に負荷を与えることなく、いちばんの絶景まで足を延ばし、ありのままの自然を楽しむことができる。
富士山の隠れた財宝を、最も美しい季節に、共に走りましょう。
※この度、「裏富士ロングライド」の名称を「奥富士ロングライド」に変更することとなりました。
もともとの名称は、富士山観光がスバルラインに一極集中していることが山梨県の重要課題のひとつとされている中、その裏側を走る林道(実際にスバルラインの下を潜ります)を舞台に、隠れた魅力を発信しようという思いから、2022年に始まった「裏富士の紅葉ライド」の流れを汲んで決定しました。
しかし、山梨県との協議の中で、富士山地域に定着するイベントとして、より広く支持を得られる名称が望ましいとの意見があったため、「奥富士」への名称変更に踏み切りました。
募集開始後の名称変更となり、ご不便をおかけしますが、引き続き10月27日に富士山の奥地で皆様をお迎えできることを楽しみにしております!
概要
イベントの様子
2022年から、CyclingFriendsで開催しているガイド付きのツアー形式で開催しました。
2024年以降は、富士北麓地域と山梨県の新たな観光資源の発掘を目指し、ステップアップすることで定着化を図っていきます。
エイド
鳴沢エイド
鳴沢村特産品
▮▮ 10.2km
(予定)富士山に望む絶景スポットでエイドを用意しております。富士山のみならず、朝霧高原、本栖湖や雪化粧したての南アルプスの峰々なども見下ろせる絶景。
ここまで登れば、最高地点まであとひと踏ん張り。
鳴沢村の高原で取れたトウモロコシなど、富士山の麓で育てられた新鮮でおいしく、温かく頂きます。
吉田エイド
吉田うどん
▮ 17 km ・ ▮▮ 43.6 km
(予定)富士北麓といえば、全国的にも有名な「吉田うどん」。味が濃く、コシのあるうどんで体を温め、後半に向けてパワーチャージします。
大文字屋
コーヒー&軽食
▮ 47km
富士講が盛んだった江戸時代から昭和39年までの長きに渡り富士山吉田口登山道馬返しで営業していた「大文司屋」。
令和2年9月、実に56年ぶりに復活し、登山客をもてなす本来の姿を取り戻しました。信仰の山、富士山の最後の関門で暖かいコーヒーと補給食を頂けるのは、「ハードコース」参加者の特権です。